医院や院長の考え方、診療方針を理解することを目指します。診療を見学して、院内の雰囲気や1日の診療の流れを把握するとともに、サブアシスタントとして簡単な補助業務にも取り組みます。
実際に患者さんと会話をしたり、先輩スタッフとコミュニケーションを取ることで、無理のないペースで業務を開始できるように体制を整えています。

治療の流れや使用する道具について、実践的に学ぶ期間です。先輩歯科衛生士の横について、器具の受け渡しや診療補助など、ドクターのアシスタント業務を行います。
第二アシスタントとして活躍することで、診療がスムーズに進み、やりがいを感じられるでしょう。およそ2カ月を目安に、アシスタントとして独り立ちできるよう、丁寧にサポートします。

次のステップとして、歯科衛生士のアシスタント業務に進みます。患者さんの口腔ケアやクリーニングなどの準備を行いながら、基本的な技術や知識を習得していきます。
先輩スタッフ指導のもと、フッ素塗布やスケーリングにも挑戦していただき、少しずつコツをつかんでいきます。歯科衛生士の業務だけでなく、院内の状況を常に観察し、周りを見て行動する力も養っていきます。

実践を通じて、歯科衛生士としてのスキルを磨く時期です。具体的にはSRPやメンテナンススキルの習得を目標としますが、これらの技術向上には感覚的な要素も必要です。経験がある業務については、積極的に取り組みましょう。慣れるまでは先輩歯科衛生士がサポートし、施術後は必ず確認を行いますので、ご安心ください。

また、施術中に患者さんへ処置の目的やメリットをわかりやすく伝えることで、声かけの重要性も学ぶことができます。患者さんとの信頼関係を築きながら、着実に経験を積んでいくことが求められます。

患者さんの施術を一人で担当できるようになっていただきます。マニュアル通りの業務を覚えることにとどまらず、患者さん一人ひとりに合わせた対応や施術ができるようになりましょう。そのためには、視野を広げ、柔軟な対応力が欠かせません。

技術は確実に向上していますので、緊張せずに余裕を持って施術に臨むことが大切です。向上心を持ち続け、さらなるステップアップを目指して、自己成長を続けていきましょう。