もうすぐ学校は冬休みの時期ですね。おうちの中を元気いっぱい走り回ったり、雪で遊んだり、凍った路面を歩いたり、そんな時にうっかり転んで顔から転倒し歯が欠けたり抜けたりしてしまうお子さんが増える時期でもあります。今回はそんな時の対処法をお知らせいたします。
まず、転んで歯が欠けたり抜けたりした場合はすぐにお電話でお問い合わせの上、受診をして下さい。歯が欠けたままにしておくと欠けた個所からさらに大きく欠けてしまう可能性や、噛み合わせの異常、歯の神経に感染してしまうなどの問題が起きる原因にもなります。欠けた歯の破片は、医療用接着剤で付く場合があるので、ラップやガーゼなどに包み、汚れない状態で医院までお持ちください。
根元から抜けてしまった場合は、水には浸けないように。生理食塩水があれば理想ですが、なければ牛乳(無脂肪乳の方がより良い)に入れてお持ちください。くれぐれも洗ったりせずにそのまま牛乳に入れてお持ちください。そうすることで歯根膜が保護され、歯の再植ができる可能性があります。

欠けたり抜けたりしていなくても、口を打って心配な場合はすぐにお問い合わせください。金属固定をする必要とする場合や傷口の消毒などの処置ができるので安心ですよ。

理事長 Dr.中野

年内は12月29日の12：20まで診療を受け付けております。年明けは1月5日からの診療になっておりますが、もしその間に欠けたり抜けたりすることがあった場合には、お近くの休日診療担当歯科医院にお問い合わせ下さい。